小さいお子さんがいるご家族で、スマホやタブレットが大好きでYouTubeなどの動画を見せたりしていることも多いかと思います。
最近では幼児から学べぶことの出来るタブレット教材も増えています。
ここでご紹介する「marbotic(マルボテック)」は、アプリをインストールしたタブレットと木製ブロックという具体物を融合して遊びながら学べる知育教材です。
使うアプリにより、2歳児さんから使うことが出来ます。
小さいお子さんにタブレットを与えるのをためらってしまう親御さんも多いと思いますが、「マルボティック」はタブレットからの受け身だけではなく、自ら手を動かしながら学ぶツールになります。
マルボティックとは
モンテッソーリ教育を参考にした教材
マルボティックとは、お子さんが自発的に活動することを促すモンテッソーリ教育を参考にお子さんが遊びの中で自ら学ぶことを目的に開発されています。
数字または、アルファベットの形の木製ブロックをタブレット上に置くと、音声やイラストが飛び出して数や発音の概念などを学ぶことが出来るというものです。
自分のアクションによりイラストが変化したり音が鳴ったりする楽しさが、次のアクションを起こすモチベーションになり、飽きずに長く学習できる教材です。
視覚・聴覚・触覚・嗅覚といった”感覚”を大切にするモンテッソーリ教育を参考にしているだけあって、木製のブロックは形や重さ・手触りなどこだわって作られています。
木製ブロックと合わせて使うタブレットについては、無料でアプリをインストールするだけでWi-FiやBluetoothに常時接続しておく必要はありません。
木製ブロック自体には電子部品を使っていませんので電池を用意したり、充電する必要もなく、安全・安心に使えます。
特徴
デジタルとアナログを融合。手に取り動かし具体物を扱うことで脳を活性化
タブレットで動画などを見るだけなら、一方的に刺激を受動的に受け取るだけになりますが、アプリを利用することで自らが働きかけて能動的に学ぶことになります。
また、「マルボティック」では視覚や聴覚に加えて、木製のブロックという形があるものを使うことで、運動感覚も使います。
学習に体の動きを結びつけることで集中力と記憶力を高めることができます。
「デジタルとアナログ」を融合させた効果が期待できる知育玩具です。
どんなことが学べるの?
数の概念を学ぶ「スマートナンバーズ」と英語などをの多言語を学ぶ「スマートレターズ」の2種類あります。
数の基礎から足し算・引き算を学べる「スマートナンバーズ」
「スマートナンバーズ」は0~9までの10種類の木製ブロックを使って、数の基本概念から100までの足し算・引き算の計算までを学ぶことが出来ます。
8種類の言語が学べる「スマートレターズ」
「スマートレターズ」は、A~Zの26個のアルファベットの木製ブロックを使って、英語をはじめ8種類の言語の読み書きや発音を学ぶことが出来ます。
対応する言語は、イギリス英語/アメリカ英語/フランス語/スペイン語/ドイツ語/オランダ語/スウェーデン語/デンマーク語
専用アプリ
マルボティック専用アプリは全部で7つあります。
スマートナンバーズとスマートレターズで使用するアプリが異なります。
対象年齢やどのような遊び・学びができるのか紹介します。
スマートナンバーズ用アプリ
スマートナンバーズのアプリは、全部で3つ
- 10 Fingers (10フィンガーズ)
- Up To 100 (アップトゥ100)
- More Or Less (モアオアレス)
1.10 Fingers (10フィンガーズ)
対象年齢:2歳~4歳
- 0から10までの数字を数えてみよう
- 16か国の言語で数えてみる
0から10までの数と量・足し算の概念を学習することが出来ます。
また、数字の視覚的・聴覚的な認識を学習することも出来ます。
3つの難易度に分かれていて、お子さんの理解度に合わせて難易度を変えられるのも魅力です。
2.Up To 100(アップトゥ100)
対象年齢:4歳~6歳
- 単位の数量の概念を学ぼう
- ビーズを動かしてみよう
- ビーズと数字をたしかめてみよう
アップトゥ100は、10の位と1の位を理解できるような学び、書かれた数字を学ぶ・数字の発音・ビーズでの数量を学ぶなど、さまざまな数字の学習が出来ます。
アップトゥ100も、「10フィンガーズ」と同じく難易度が3段階に分かれています。
3.More Or Less(モアオアレス)
対象年齢:5歳~8歳
- 足し算と引き算をやってみよう
- 玉を動かして答えてみよう
- レベルをあげてみよう
モアオアレスは、ビーズを使って遊びながら足し算と引き算を学べます。
足し算と引き算のどちらかを選択してから遊びます。
モアオアレスも難易度が3段階に分かれています。
スマートレターズ用アプリ
スマートレターズのアプリは全部で4つ
- Alphamonster (アルファモンスター)
- Vocabubble (ボカバブル)
- Bla Bla Box (ブラブラボックス)
- Lil Reader (リルリーダー)
1.Alphamonster (アルファモンスター)
対象年齢:2歳~5歳
- 文字と発音を学ぼう
- 大文字、小文字、筆記体を学ぼう
- 単語をつくろう
アルファモンスターは、アルファベットの大文字/小文字/筆記体/発音/単語などが学べます。
子供の興味を引き出してくれる仕掛けがいっぱいありますよ🎵
注意:アプリのダウンロード時には木製ブロックが必要です。
2.Vocabubble (ボカバブル)
対象年齢:3歳~5歳
- 新しい言葉を発見しよう
- 読んでみよう
- キャラクターを使って学ぼう
ボカバブルはブロックを使って、いろいろな言葉を発見できる遊びです。2人で対戦して遊ぶことも出来ます。
3.Bla Bla Box (ブラブラボックス)
対象年齢:4歳~7歳
- 言葉を作ってみよう
- スタンプして発音を覚えよう
- 文字を関連づけてみよう
ブラブラボックスは、言葉を作る/発音を覚える/文字を関連づけなどが学習できるアプリです。
対応言語は、10種類ですが、無料で選択できるのは1つだけです。
※250円で他の言語を購入出来ます。
4.Lil Reader (リルリーダー)
対象年齢:4歳~7歳
- 発音のステップバイステップ
- 発音の知識を高めよう
- かんたんな単語を読み書きしてみよう
リルリーダーは、発音の知識を高めたり、簡単な単語の読み書きの学習ができます。
対応言語は、アメリカ英語とイギリス英語の2種類
何段階かに分けて発音や単語の読み書きを学ぶ仕組みになっています。
1ステップをクリアすると「My Worrd Box」と「My Library 」に保存されます。
マルボティックを買う時に注意したいこと
「マルボティック」はタブレットにアプリをインストールして使う教材ですが、お使いのタブレットがアプリに対応している機種かをあらかじめ確認しましょう。
Androidタブレットについては、正式対応機種がギャラクシータブレットのみになっています。
対応OSが「Android 4.1以降」となっていますが、アプリが動作するか確認してから購入しましょう。
iPadについては、第一世代を除いて全て対応しています。
対応機種については、こちらのページから確認することができます。
まとめ
様々ものがデジタル化されている中で、学習ツールについても同様にタブレットを使ったものが出て来ています。
ただ、特にお子さんが小さいうちには、物に触れて五感を働かせて学ぶ体験をしてほしいものです。
その点で、マルボティックは「デジタルとアナログ」を組み合わせた教材として、いいとこ取りをしていると言えます。
どんなことにも言えると思いますが、数字や英語は「好き」になるのが一番で、身に付きやすい🎵
「楽しみながら数字や英語を学んでほしい」という方には「マルボティック」をオススメします。
タブレットを活用した学習をスタートしてみませんか?