今回は、40ヵ国以上で首位を獲得した古代文明をテーマにしている育成型戦略シミュレーションゲーム「Rise of Kingdoms -万国覚醒-」をご紹介します。
自身が都市の主となり、育成により国力を成長させてKvK(王国間戦争)を繰り広げるストラテジーゲームです。
同盟では、日本に限らず世界各国の同盟相手を探したり、翻訳機能搭載による世界各国のプレイヤーとチャット可能なところなど世界を相手にプレイできるのが魅力です。
「Rise of Kingdoms -万国覚醒-」とは?
「Rise of Kingdoms -万国覚醒-」は、中国・上海のLILITH GAMESが、2018年末からグローバル配信をしていましたが、日本においては2019年12月16日にリリースされています。
また、ダウンロード数については、全世界で4500万を記録しています。
プレイヤーは、自分の都市を持ち、その都市では「総督」と呼ばれます。
自分の都市を育てて発展させて行き、時には他の都市と同盟を組み、最終的にKvK(王国間戦争)と言われる国家レベルでの戦闘に発展していきます。
最初に始める時の新しい王国(サーバー)にデータが作られるため、そのデータの存在する王国(サーバー)の世界でゲームを進めていくことになります。
そのために同じ王国(サーバー)内にいる他の人はほぼ同じようなタイミングで始めている人ばかりになります。
「Rise of Kingdoms」では王国ごとに時間軸が存在し、歴史を刻みながら進んでいきます。
時間軸が存在するというのは他のゲームではあまり見受けない特徴です。
「Rise of Kingdoms -万国覚醒-」の仕様
タイトル | Rise of Kingdoms -万国覚醒- |
運営会社 | LILITH GAMES |
ジャンル | 育成型戦略シミュレーションゲーム |
対応OS | iOS8.0以上/Android4.1以上 |
価格 | 基本プレイ無料(アプリ内課金あり) |
ゲーム概要
最初に、このゲームのメインテーマではある古代文明は、国ごとに分かれています。現時点で実装されているのは、「日本」を含む「ローマ」、「ブリテン」、「フランス」、「ドイツ」、「スペイン」、「オスマン」、「アラブ」、「ビザンティン」、「中国」、「韓国」です。
選んだ国によって固有の兵士ユニットが登場するところが面白い点で、ユーザーの多様な好みに対応している点が素晴らしいです。
それぞれで異なるパラメータ値に補正がかかります。源義経やユリウス・カエサル、曹操など、世界の偉人たちも多数登場して、プレイヤーを助けてくれます。
ゲーム内では画面に文字が表示されるだけではなく、声優のフルボイスで全文が朗読されます。非常にゴージャスなスマホゲームアプリです。
ゲームの流れとしては、施設を建てて国力を増強しながら、周辺を探索して、自国の勢力を少しずつ育成して伸ばしていくのが基本となります。
建設物の姿形は、最初に選んだ古代文明によって変化します。日本の場合は、木造建築などがメインになります。
施設のひとつになる「政庁」を強化していくと、時代が徐々に進んでいき、より高度な物を開発できるようになっていきます。
どの施設を、どこの場所にどれだけ置くかは自由なので、文明の発達具合はプレイヤーの腕の見せ所です。
戦闘はリアルタイムで展開していきます。各部隊の攻撃目標をいつでも変更出来るため、途中で撤退させたり、自陣の味方のところへ急行させたりなど、さまざまな戦術を行うことが可能です。
ゲームシステム
文明の選択
「Rise of Kingdoms」では、日本はもちろんのこと、ローマやフランス、ドイツなど様々な王国の文明を選択可能です。
選択した文明ごとに固有文体がバフ、初期指揮官が異なります。また、建物も文明ごとに外観が変わります。
例としては、日本を選択すると固有部隊が「サムライ」で初期指揮官が「楠本正成」になり、建物の外観は和風になります。
バフは部隊攻撃力や部隊の行軍速度、資源の採集速度がアップします。
ちなみに、ゲームを進めると、自分の文明以外の英雄を仲間にすることも可能です。
文明についてはゲーム途中でも変更することは可能ですが、無料変更は1回のみですので注意しましょう。
内政を固めて自国の繁栄
プレイヤーは自国となる拠点を持ち、施設の改良や資源を増し、兵文体の増強を行うなどの内政要素についても搭載されています。
このような内政で国力を上げていけば他のプレイヤーより有利にゲームを進めることが出来るので、積極的に繁栄させていきましょう。
リアルタイム戦略バトル
「Rise of Kingdoms」のバトルは、大規模なリアルタイムシミュレーションバトルになっています。広大な山脈や川が流れる世界マップで戦闘が繰り広げられます。
リアルタイムマップでは戦況を観察して、偵察を上手く使いながら摘出陣の隙きを突いていき、方位、奇襲などのさまざまな戦略を駆使して攻略していくとこが勝利への近道です。
さらに「リアルタイムクロック」機能が搭載されているので、昼と夜の時間帯を利用した「夜襲」も可能です。
同盟システム
プレイヤーは数百万におよぶ世界中のプレイヤーを相手に手に汗握る激戦を楽しむことが出来ます。
また、ストラテジーゲームではおなじみとなっている「同盟」システムも導入されています。加入することでどこかへ戦争を仕掛ける際に、メンバーに協力を要請することも可能です。
そうすることで、自体が周囲への抑止力になり、ほかのプレイヤーから攻撃仕掛けられる可能性を減少させることも出来ます。
同盟システムはさまざまな恩恵を受けられるので、特に初心者の方は同盟を組むことから考えましょう。
友人を誘って一緒に同盟を組んでも良いし、強そうな同盟を探して加入することも良いでしょう。
同盟を組むことで、リアルタイムで互いに協力しながらプレイすることはもちろん、ほかにも多彩な機能があり、バフや建築時間の短縮などの恩恵も受けられます。
なお、同盟仲間と交流するチャットでは、翻訳機能が搭載されていますので国籍を問わずにグローバルな交流が可能です。
もちろん日本人同士の同盟先を探すことも出来ます。
英雄キャラクター
「Rise of Kingdoms」では源義経やユリウス・カエサル、ジャンヌ・ダルクといった歴史上の偉人が「英雄」として実名で登場します。
綿密な考証の元、外見や現地語のキャラクターボイスをリアルに再現している点が特徴です。
キャラクターのタイプやスキルなどが異なるので、自分の好きな英雄を仲間にしましょう。
部隊編成と英雄の強化
「Rise of Kingdoms」では、資源や食料の調達で城や兵士を強化する育成の要素や、部隊を編成してバトルを繰り広げる戦闘要素に富んだリアルタイムバトルが出来ます。
序盤攻略の流れ
文明選び
先に説明した通り、最初は文明を選びます。お勧めしたい文明は、「中国」です。
文明が中国の場合、「孫武」がエピック指揮官が序盤に貰えるのですが、終盤まで活躍してくれます。しかも建設でのスピートアップというお得なバフが付いているのでゲームの序盤においてかなり有効です。
なお、他のスマホゲームでよくある「リマセラ」については、このゲームにおいては全く必要ありません。ガチャの要素がほとんどないのが理由です。
チュートリアルで基本を理解
ゲームを始めると、施設をどのように作るのかや訓練はどのようにするのか、霧を晴す時に使う斥候、野蛮人をどのように倒すか、施設をどうやってアップグレードするかなど基本的なやり方を学ぶことが出来ます。
チュートリアルでは、どのようなことが出来るのか理解する程度で問題ないです。
序盤の目標
チュートリアルが終了するとすぐに放置されてしまうので、「何をしたらいいの?」という状態になる方も多いと思います。
最初は領地の真ん中にある大きな施設「政庁」のレベル上げをすることを優先しましょう。成長のレベル上げをすることで文明がレベルアップし、どんどん強い研究や兵などをつくることが出来ます。
同盟
このゲームについては、「同盟」が必須になります。そのため、自分で同盟を作成してしまうか、他の人が作った同盟に加入してしまうかを早めに行いましょう。
常にやっておくべきこと
下記の事項は常にやっておくことで安定して成長することが可能です。これは最初から終盤までを問わずに常にローテーションでやっておくべきことになります。
- 兵の訓練
- 施設のアップグレード(もしくは新規建設)
- 採集
- 斥候を使って霧を晴らす
1.兵の訓練
「兵の訓練=徴兵(兵を雇う)」と思って大丈夫です。訓練することで所持兵数が増えていくことになります。最初の方では5分くらいでだいたい一つの訓練が終わります。
2.施設のアップグレード
各施設(訓練所や畑など)はレベル1から25まであります。
最初の方では数十秒から数分でアップグレードが完了しますが、レベルが上がって行くにしたがって、必要な資材や他の施設のレベル、時間数などの必要な条件が増えていきます。
最初は気にせずにどんどんレベルアップしていきましょう。
下記のようなマークが出ていると、それは仕事がなく暇にしている大工さんがいるということです。
すぐに何かの建設に取り掛かれることを意味していますので、建設を指示しましょう。
ちなみに「職人小屋」をクリックしたり、2つ以上の建設をする場合に出てくる「雇用アイテム」については、すぐに使ってしまっても問題ないです。
それよりも早めに使ってしまい2ライン体制で建設を進めていきましょう。
3.採集
マップ上には木や畑、石などがあります。マップ上にある資材の採集ポイントに兵を派遣するとそこから資源を刈り取ってきてくれます。
最初は木や畑しか取れませんが、政庁レベル・研究が進むにつれて石や金も採集できるようになっていきます。
序盤は適当に指揮官を選んで、兵も全軍派遣して問題ないです。
4.斥候を使って霧を晴らす
少し面倒な作業ですが、まめに切りが晴れていくように斥候を派遣しておきましょう。また、政庁レベルが進むにつれて、斥候の数も増えていきます。
最終的には4人になって、必要な方向に分担して派遣することが出来るようになります。
加速アイテムは使った方が良い?
プレイヤーによってはアイテムが勿体ないので使うのを控えたいという人もいると思います。
しかし、序盤はどんどん加速を使って上げても大丈夫です。
1つ注意点として、同盟の活動がとても盛んで「支援」が頻繁に行われている同盟に参加している場合「同盟」>「支援」を見て自分が研究・建築中のものが最大支援を受けているかチェックしましょう。
上記の場合、最大5人からから支援を受けることが出来て、今現在1人から支援を受けています。
ですから、あと4人からの支援を受けた後で加速を使うのが一番有効な使い方です。
序盤は時間が短いので、それほど効果は高くありませんが、中盤以降は必ずMaxまで支援を受けた後に加速を使うようにしましょう。
まとめ
世界の歴史や偉人たちの世界に興味がある方にはお勧めしたいスマホゲームアプリで、先の先を見据えた戦略的なプレイも出来るところがかなり面白いです。
広大な世界に降り立つ他ユーザーたちと時には協力し、時に敵対しながらプレイを展開していき、自分が選んだ文明がどこまで勢力を拡大できるかチャレンジしてみましょう。